IBM PC 300PL
2002年11月23日
最近部品寄せ集め6号の調子が悪いので、
メールサーバーだけでも別のマシンにしようかと考えていた。
すると、職場で減価償却が終わり、
廃棄処分を待つばかりというマシンがあるではないか。
PentiumIII/500MHzに192MBのメモリと8GBのHDがつく。
チップセットは440BXらしい。
ちょっとHDが少ないような気もするが、
メールサーバーとしてなら十分だろう。
BIOSを最新のものにアップデートしたが、
やはり20GBのHDは認識できなかった。
また、CD-ROMからのブートも無理である。
久しぶりにインストール用のFD2枚を作って、
FreeBSD 4.7をインストールした。
続けてqmailやdbjdns、emacs21、
imap-uwなどをportsでインストール。
一応の動作を確認したので、
しばらく動かして止まらないかどうか様子を見ることにした。
2002年11月24日
さすがにIBM製だけのことはある。
PCIのカードを差してみたが、ケースの精度はばっちり。
しかも、分解した範囲では1種類のネジしか使っていない。
今日はもう1枚NICを差して、ゲートウェイ化。
さらにsquidとdjbdnsをインストール。
2004年8月12日
FreeBSDを4.7から5.2.1にする。
いつの間にか、CD-ROMからブートできるようになっていた。
- CD-ROMからKernel developerでインストール。
- kernel再構築。シリアル、パラレル、SCSIなどを削除。
- /usr/portsをsunからコピー。
- 毎日9時5分に/usr/portsをアップデートするスクリプトを仕込む。
2004年8月13日
- rsyncインストール。
- perl 5.8インストール。
- bash 3.0インストール。
- cvsupインストール。
- net-snmpインストール。
- ruby 1.8インストール。
- daemontoolsインストール。
- djbdnsインストール。
- seti@homeインストール。
- portupgradeインストール。
- qmailインストール。
- emacsインストール。
- /etc/aliases書き換え。
- /etc/mail/mail.conf書き換え。
2004年8月19日
Apache2と、mod_php4をインストール。
メインのサーバーから個人のwebデータをrsyncして、
表示できることを確認。
2005年1月2日
OSをFreeBSD 5.3に入れ替え。
2006年3月25日
phpMyAdminをアップデートしたら、
ネットワーク周りが反応しなくなってしまった。
リブートしても回復しないので、FreeBSD 6.0に入れ替え。
- /etc/aliasの書き換え。
- /etc/mail/mail.confの書き換え。
- portsからcvsup-nox11を入れて最新のportsをget。
- perl 5.8.8をインストール。
- portupdateをインストール。
- bashをインストール。
- djbdnsをインストール。
- メインのサーバーからdjbdnsの設定をコピーして修正。
- net-snmpをインストール。
- メインのサーバーからnet-snmpの設定をコピーして修正。
- rsyncをインストール。
- Apache 2.2をインストール。
- PHP 4.4.2をインストール。
- phpMyAdmin 2.8.0.2をインストール。
- mod_php4をインストール。
- PHPとmod_php4が干渉。PHPと関連portsを削除。
- 改めてmod_php4をインストール。
- php4-extentionsをインストール。
- phpMyAdmin/config/config/config.inc.phpとhttp.confを修正。
- emacsをインストール。
- /etc/hosts.allowをメインのサーバーからコピー。
- /etc/defaults/perodic.conf内のdaily_status_disks_df_flagsを-hiにセット。
- sshの鍵を作成。
- .ssh/authorized_keys2にメインサーバーなどの鍵を追加。
2010年1月24日
FreeBSD 8.0にアップデート。
/etcとか/usr/local/etcとかをバックアップしてから、
クリーンインストール。
- /etc/rc.confの書き換え。
- bashをパッケージでインストール。
- freebsd-update fetch, freebsd-update installで最新パッチに。
- /etc/ntp.confを書き換え。
- portsanp fetch extractでpors collectionをコピー。
- /etc/aliasの書き換え。
- /etc/mail/mail.confの書き換え。
- /etc/make.confの書き換え。
- /etc/portsnap.confの書き換え。
- /etc/ssh/sshd_configの書き換え。
- djbdns(IPv6パッチ)のインストール。
- バックアップしてあったDNS設定ファイルをコピー。
- /etc/hosts.allowの書き換え。
- /etc/defaults/perodic.conf内のdaily_status_disks_df_flagsを-hiにセット。
- perl 5.10.1のインストール。
- net-snmpをインストール。
- portupgradeをインストール。
2011年2月27日
FreeBSD 8.1にアップデート。
今回はfreebsd-updateを使って、比較的簡単にアップデートできた。
しかし、うっかりrc.confにダブルクォートを余分に書いてしまい、
ブート途中で止まってしまう羽目に。
シングルユーザーモードで起動して、fsck -p、mount -u /、mount /tmp
とやってからedで編集。
2011年3月16日
あっという間にFreebsd 8.2が。
今回はfreebsd-updateであっさりとアップデートできた。
2011年7月16日
複数台のサーバーを動かすと電気代がバカにならない。
でもってPentiumIIIベースのマシンだとそろそろ部品が手に入らない。
というわけで部品寄せ集め6号に機能をマージして退役させた。
2002年11月から動かしていたのだから、よく働いてくれたものである。